
kentax15
冬の芸術 白馬連山モルゲンロート
しばらくぶりの撮影となりましたが、冬の風景撮影と言えば雪山の美しさをより際立たせる
モルゲンロートの撮影です。
昨シーズンも通算5回通った白馬連山のモルゲンロート撮影の第1回目に今季も行ってきました。
天気予報では、曇り時々晴れの予想でしたが、この曇り時々晴れが功を成し
見事なモルゲンロートの撮影が叶いました。

手前に雲海が広がり、夜が明けきらない雲ゆきの合間に一筋の赤い太陽の光が山筋を照らし
山脈のみならず雲も赤く染まる最も山々が美しく見える瞬間を目の前にカメラを構え

雲が抜けるのを待ちながらファインダーを覗き続けること数分間

山々の稜線がくっきりと現れ夢中でシャッターを切りました。

朝の陽光が雪山一面を薄紅色に染め上げる瞬間です。
雲ひとつない空抜けの良いモルゲンロートの撮影ばかり狙っていましたが、
山肌に加え雲までもが赤く染まり、美しい景色というよりも、
『山々の目覚めとともに現れる冬山の芸術』
という言葉が自然と胸の奥から溢れ出てくる冬景色でした。
今季初のモルゲンロート撮影でしたが、この冬はどんな芸術を魅せてくれるのか?
早朝数分間の冬のドラマの撮影を今冬も目一杯楽しみたいと思います。
(Top Page に2019モルゲンロート を追加しました)